2008年 3 2008山行報告へ
花房山、尺ナンゾ谷〜継母岳、白山東面台地、白山湯ノ谷川、貝月山、能郷白山
花房山 1189m 揖斐川町
・2008年4月13日 曇り後雨
・日程 : 廃寺前駐車場 235m 10:25/15:15
尾根上 894m 11:50
前ピーク 1174m 12:40/14:00(昼食60分)
山頂 1189m 12:53/12:55
・メンバー:森
・GPSトラック
@984mから見る山頂は遠い。 | Aイワカガミの群生です。 |
B前ピークから望む小津権現山 | C前ピークから望む花房山山頂、すでに12人の団体さんが昼食中。 |
D花房山から見る雷倉、2週前に行きました。 | E皆さんお帰りになります。左上にうっすらと黒壁が見えます。 |
F登山口の藤橋城は桜が満開でした。 | もどる |
花房山は年に一度は登りたい山です。まだ雪山の経験のない私を、親友のワンゲル所属のM君は連れて行ってくれました。山頂はガスでしたがトレースに助けられ到達することができました。貴重な原体験です。21歳の頃だと思います。その花房山は冬期は濃尾平野から鮮やかに小津権現山同様眺めることができます。私の心のふるさとの山です。
尺ナンゾ谷〜継母岳 2867m 岐阜県下呂市
・2008年4月20日 曇り時々晴れ
・日程 : 御岳少年自然の家 1672m 7:15/17:00
兵衛谷徒渉 1680m 8:00/16:00
上俵山2076m 2076m 9:30/15:15
兵衛谷上流部 2020m 10:00
継母岳鞍部 2748m 12:30/13:50
継母岳 2867m 13:00/13:30
・メンバー はたさ氏、さかうえ氏、うしまる氏、たくまさん、森
・GPSトラック
@徒渉ですが、始めにスキーを対岸に投げて身を軽くしてからゴー。 | A上俵山への登りです。藪が濃いな〜。 |
B兵衛谷上部の河床におります。この先、左に回り込んでが尺ナンゾ谷です 正面中央が継母岳です。 |
C尺ナンゾ谷入ってすぐの滝、右岸を巻きます。 |
D2748mの鞍部までもう少しです。 | E鞍部から見上げる継母岳です。 |
F継母岳の岩場を登るさかうえ氏。 | G尺ナンゾを一気に滑ります。 |
H左から継子岳、摩利支天山、継母岳を濁河スカイラインから望む。 |
尺ナンゾ谷、見るからに、響きからしてあやしい、まか不思議そうな谷である。ご他聞にもれず藪深い山であることだけは地図から想像できよう。よくぞ石際氏は単独でいったものだと感心する。ひとりではあまり来たいと思えないところである。
さて自然の家から林道沿いに進んでから谷へ下りていく。結構はいっているようで、目印やトレースが一部あり助かる。実はこの日、45分前にYAMADAさんとOBAさんらのグループが先行していたのである。徒渉は今年度の中では一番大きい。経ヶ岳は浅い徒渉であったが、今日は滑ると靴の中まで濡れるので慎重に行く。その後は尾根状の単調な登り、兵衛谷上流部に下りてからは谷歩きである。雪はべったりである。標高を上げるにつれ呼吸が苦しくなってくる。鞍部に着いたのが12:30、剣が峰をめざすには難しいので、継母岳をめざす。はたさ氏は体力にものをいわせて岩場をアイゼン無しで登り切ってしまった。私も続いたが岩と雪の境目に足場をおき、60度程度の岩場を登りきると、小さな祠があった。山頂は数人が何とかいられるほどの広さで、両側が切れており、写真を撮る余裕もあまりなかった。。けれども山頂に来られたことは仲間に本当に感謝である。
下りだがおせじにもあまり大きな谷とは言えない。しかしハーフパイプの大型版をずっと滑っていくことができる。上俵山に戻ってからは林間コースを徒渉までたっぷり滑ることができる。しかし尾根状の林内は幅が広くトレースを外さないようにGPSでチェックしながら下降した。
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白山(東面台地、小白水谷右岸尾根)、 2702m 岐阜県白川村
・2008年4月27日 曇り後晴れ
・日程 : 平瀬ゲート前 620m 4:00/17:30
小白水谷右岸尾根 1250m 6:10/16:00〜16:45
取り付き点
スキー装着地点 1295m 7:00/15:30
小尾根乗り越し 1440m 7:45
東面台地上 1873m 9:40
転法輪谷入り口 1940m 10:00
鞍部 2500m 12:30/14:00
白山御前峰 2702m 13:30
・メンバー:
白山(大汝峰〜湯ノ谷川〜白山釈迦岳) 2684m 石川県白山市
・2008年5月6日 晴れ
・日程 : 市ノ瀬 850m 3:30
別当出合 1270m 5:10
雪つながる 1600m 6:30
甚之助ヒュッテ1975m 8:00
室堂 2450m 10:30
大汝峰 2684m 12:00
大曲り 1860m 12:30
白山釈迦岳 2053m 14:00
尾根へ 1870m 14:30
スキー脱 1390m 15:10
登山口 1130m 15:40/16:10
市ノ瀬 850m 17:15
・メンバー:森
・GPSトラック
@標高1600mから雪がつながったのに1975mは大量の積雪です。 | Aアイゼンがないと登りにくいほど凍っています。 |
C御前峰を望む。雪がゆるんできました。 | D剣ヶ峰(左)と御前峰を左手に見ます。 |
E大汝峰です。ここまで来たら気合いを入れて前進です。 | F湯ノ谷川に入りました。 |
G大汝峰と湯ノ谷川。今回は中央尾根の向こう側に滑り込みました。 | H白山釈迦岳への稜線。雪が締まっていて壺足出歩きました。 |
I釈迦岳山頂から丸岡谷と滑降予定の左岸の尾根です。市ノ瀬が奥に見えています。 | |
J釈迦岳山頂から・・・地図から推測しました。 左から赤兎山、経ヶ岳、大長山、法恩寺山、烏岳。 |
|
K尾根滑降の一番所です。 | Lブナ林の滑降と続きますがブッシュも出てきます。 |
M登山道から外れないように歩く。今年は雪融けが早いな〜。 | N緊張を強いられる雪壁が今年はありません。 |
O今日の長旅のフィナーレです。彼方に釈迦岳を望みます。 | もどる |
ロングルートを一人でやりたいと思っていた。自分の判断力や五感をフルに活用できるからである。しかし一方ではもしか何かあったらと心配する声も聞こえてくるが、安全第一で滑降することに念頭に置き実行に移した。
これまで2回行ったことのある湯ノ谷コースは岐阜ケルンのメンバーと行動を共にした。しかし今回は一人である。不安材料は登りに時間がかかりすぎることである。過去2回とも市ノ瀬から8時間はかかり下山が日が暮れてからであったため、今回は出発を3時と予定した。実際は3時半となってしまったが。
今年は下部は雪が少ない。中飯場を過ぎ、1600mから上で雪がつながったが、昨日の雨と今朝の気温低下でアイスバーンである。靴アイゼンをつけ登ることにする。とても安心である。ほかの登山者やスキーヤーに抜かれていくが、マイペースを心がける。大汝峰12:00やはり所要時間8時間半であった。道中は湯ノ谷コースか往復コースかで、ずいぶん葛藤した。ここまで来たら行くしかない。
大曲からはペースが落ちず、景色を楽しみながら壺足で釈迦岳まで登り上げた。後で気づいたのであるが、左岸尾根で雪がなくなったとき登山道を見つけないとヤブを漕ぐことになる。これが一番心配であった。しかしGPSのおかげでどんぴしゃ、赤布目印のある登山道にぶつかることができた。それから30分歩いてようやく。登山口に着いた。充実感に満たされ、昼食用のカップ麺を食べて今シーズンの山スキーをしめくくった。
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貝月山 かいづきやま 1234m 岐阜県揖斐川市
・2008年5月11日 曇り
・日程 : 揖斐高原坂内ゲレンデ 700m 11:45/14:20
登山口 916m 12:10/14:10
山頂 1234m 12:50/13:40
日越峠 1038m 14:00
・メンバー:森
@登山口まで自転車でトレーニングです。 | Aクロモジの新緑の林を行きます。 |
B山頂は静寂でした。この山頂のみがガスに包まれていません。 | C西のブンゲンは山頂付近はガスのようです。 |
能郷白山 1617m 岐阜県 本巣市
2008年5月18日 曇り
日程 :駐車 395m 10:40/16:20(登山口まで自転車)
登山口720m 11:15/16:10
稜線1010m 12:00
前山1500m 12:45/15:00
山頂1617m 13:30/14:20
メンバー:森
@きれいな緑の中を登ります。 | A前山1500mを遠望します。 |
B前山から見た能郷白山、まだまだ遠い。あと40分。 | C山頂から前山を背景にしました。 |
Dこれから帰路に向かいます。正面は前山。 | Eざぜん草がお見事でした。 |
今日は出発が遅くなり、しかも知らぬ間に登山口までの林道にゲートがつけられ20分はロス。おまけに暑いこと。しかしロシア人カップルとオーストラリア人カップルと登山口へ行くまでに英語で会話できて良かった。下は夏、中間は春、頂上付近は13度、しかも風が強くて寒い。120円のカップ麺が800円の価値があったと思う。ここは冬さながらであった。山頂では我一人ゆったりと満足の時間を過ごすことができた。 | |
F標高差325mを10分で快適に下りました。 |
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